フォーマッティング

 

 

 

 

フォーマッティングとは、翻訳原稿の見栄えやレイアウトをきれいに整えること
です。翻訳原稿に対するお客様の第一印象は、翻訳原稿を初めて見た瞬間に決ま
ります。フォーマッティングが不十分な原稿は、お客様の印象を悪くします。
出版を意図している翻訳原稿は、多くの読者の目に触れるため、特に注意する必
要があります。

 

フォーマッティングについては、アサイメントに関するメール中で、以下のい
ずれかを指定します。

 

i.原文通りのフォーマット

 

原文と同じようにフォーマッティングを行う。

 

ii.フォーマットしない

 

原文と同じようなフォーマッティングは行わず、訳文をそのまま入力
していく。

 

iii.追加情報

 

日本語の文章と英語の文章に必要となるスペースは異なります。特に図表など
は、その中に訳文がおさまるように調整する必要があるかもしれません。これ
はページのレイアウトにも影響します。たとえば、英語では1ページだった文
章が、日本語訳では2ページになるかもしれません。

 

お客様が、参考資料としてテンプレートやフォーマッティングのための指示
などを提出された場合、できるだけそれらに従い、従えない点についてはリ
マークか注に残してください。

 

構造に関するフォーマッティングについて、より詳しくは参考資料7をご覧
ください。

 

本章のポイント

 

翻訳原稿には10.5ポイントのMS-明朝体を使ってください。

 

翻訳チェック手順に従って行ってください。

 

翻訳の入力方法はファイル形式によって異なりますのでよく注意して
ください

 

参考資料ファイルはよく読んで、翻訳チェック作業に反映させてください

 

質問内容を吟味したうえで、お客様や関係者と連絡をとってください。

 

連絡を取る方法は3つあります。ほんやくの場(翻訳中、全関係者と連絡を
取る)質問票(翻訳中、お客様と連絡を取る)リマーク(納品時にお客様に追
加作業が必要な点などを指摘する)す。

 

対訳リストに厳密に従ってください

 

 

 

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