文法、表記、句読点

 

 

 

 

明らかな文法の誤りを修正してくださいプロの翻訳家でもさえ文法のミスは
犯します。(特に冠詞、可算/不可算名詞、時制など。)

 

例文1:漢字の変換

 

例文2:同音異義、記号

 

 

正しい日本語を書くための資料として、参考資料4をご参照ください。また、
日本語ネイティブが陥りやすい誤りについては、参考資料5をお読みください。

 

本章のポイント:

 

翻訳された文をチェックする際は以下の品質基準に沿ってください。

 

専門性

 

専門用語を正しく使う

それぞれの分野の慣例に従って記述する

お客様から対訳リストをお預かりした場合は、それに従って翻訳する

対訳リストで指示された訳語が、不適切な場合はリマークで指摘する

 

誤訳

 

語、句、文、段落などそれぞれのレベルで、正確に翻訳する

書き手の意図が原文と相違ないことを確認する

ひとつの文章の中で、一貫した語や句が使われていることを確認する

 

訳抜け

 

以下の単位で訳抜けがないことを確認する

段落

 

文章の流暢さ

 

一読してわかる明快な日本語であることを確認する

原文の意味が日本語で正しく言い換えられていること
(パラフレーズ)を確認する

文法、表記、句読点

 

文法的な誤りがなく、正しい語句、記号が使われていることを確認する

 

 

* 原文に用いられている単語をあえて表現しないほうが日本語として読みやすく
なる場合は、その単語を省いて訳文を作成してもかまいません。

 

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