わかりやすい明快な表現を使う
日本語の文章は、英語の文章より長くなる傾向があり、翻訳された日本語は、長くて ぎこちない文章になることがあります。翻訳では、一読して理解できる自然でわか りやすい表現を使うことが重要です。
わかりやすい文章を書くために、読み手の視点に立ってください。翻訳チェックされ した原稿が、はじめからその言語で書かれていたかのように読めることを目指し てください。もし英語の一文が長すぎて、日本語にそのまま訳すと読みにくくなる ようであれば、2つの文章に分けてください。内容が変わらない限り、文章の構成を 変えていただいてかまいません。
流暢な日本語で、原文の「意味」を訳してください
英日翻訳における「パラフレーズ(言い換え)」とは、英文の本意を伝えるよう、 日本語で文章を再構成することです。パラフレーズは、単語単位でなく、意味単位 で行います。そうすることで原意に最も近い内容を読み手に伝えることができます
。パラフレーズが正しく行われれば、原意が変わったり、訳抜けが起こったりする
ことはありません。特許翻訳のような特別な場合を除き、日本語と英語の間で単語
の意味をただ置き換えるような直訳は不適切です。
すべての案件で、意味単位で内容をとらえ、翻訳するという方針をとってくださ い。この方針を採用すべきでない案件についてはその旨を明記します。
|